ハースストーンと愛妻、あと好きなもの

3児の父・社会人ハースストーンファンの趣味と備忘録

ブログは「楽しい」を新陳代謝するツールなのかもしれない、の話

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運営報告にも書いたのですが、このブログはありがたいことに2万pvを超えていました。現在は開設3ヶ月めで23000pv、無名のゲーム雑記のブログとしては、自分の想定以上に順調でびっくりしています。

 

とりあえず3ヶ月やってきてつくづく思ったのは、ブログって発見の連続だってことです。皮膚ではなく、細胞ではなく、自分のなかの「楽しさを求めるなにか」が、たえず新陳代謝をくりかえしている。そんなイメージ。ブログを通じて、自分をそんなふうにアップデートしていく方法があるんだってことに気がついたのが特大の発見でした。

 

言葉にならない「楽しかった」「うれしかった」「面白かった」という経験に、文章という形をあたえて見えるようにし、自分の外に出していく。それがブログなんだな、って。

 

経験を、経験から得た感情を、身体の外に出す。すると、なんだかすっきりします。この経験は、もうこれ以上僕のなかで覚えていなくていい。ここに書いておいたから。脳の容量がすこーし軽くなる。余白をふやすのって気持ちがいいものなんですね。

 

おまけに、文章という形で経験をアウトプットするために、自然と新しい経験をインプットしたくなります。インプットが次のインプットを呼んで新しいこと面白いことをもっと経験したいと考えるようになりました。いままで以上にたくさん文章を読むようになったし、知らなかったことにもっと興味をもつようになりました。

 

たとえば、ディーンフジオカに関する記事がそうです。僕はこのブログを始めるまで、ディーンフジオカのことをいまほどには注目していませんでした。

 

アウトプットのために経験を求めて映画館に行く。思いがけない発見がある。ディーンフジオカっていう俳優さんがすごい面白かった。感動的なイケメンとの遭遇。僕は、この人の眼鏡になりたいと思った。それを書こう。素直に書こう。ぼくは、ディーン様の、めがねに、な り た い、っと。よし、書いた!

 

するとディーンフジオカのことをもっと知りたくなっていきました。そこに、ふしぎと情報が集まります。ディーンフジオカが好きだー!と叫ぶと、同じようにディーンフジオカを愛してるぞーっていう先輩たちが、これも面白いよ、こっちもおすすめだよ、って僕が知りたいことを教えてくれるんです。これにはとても驚きました。

 

たしかに主演のドラマがおもしろかった。もっと好きになる。ますます叫びたくなる。叫びたくなるっていうこと自体、なんか、楽しい。そういうのも書きたい。この楽しい気持ちをアウトプットしたい。だから、また書こう。

 

そして今度は、ドラマ・シャーロックから興味をもって、シャーロックホームズの読んでいなかった原作を読みたくなりました。

 

もっとも驚くべきことは、息子も一緒に読んでいる事実。彼もホームズが好きになる。僕がなにかを好きになったら、身近にいる誰かの「好き」も増えてしまいました。こんな面白いことがあるなんて、これもブログを始めるまではまったく知らなかったことです。

 

書きたい、アウトプットしたい、っていう気持ちに素直に書いていたら、書きたいことが次から次にあふれてきて止まりません。もっと書きたい。もっと知りたい。もっと、もっと、自分の文章を自分で読みたい。そんな気持ちで、次の経験にアクセスして、それをまた書いて、書いたらまた次のなにかにつながって。

 

 

しばらく、そんなスタンスでジャンルをしぼらず雑記ブログとしての性格のつよい「書きたい記事」をたくさん書いていきたいな、といま思っています。

 

それでは、また。