【動画紹介】新カード「サスロヴァール」入りラスパラがインチキ級に強かった
わっさ! macomoです。
新拡張「ドラゴン大決戦」のリリースに先駆けて、新カードのレジェンド「サスロヴァール」が先行プロモーション配布されていますね。ログインして、僕ももらいました。
で、この新カード。まっさきに思いつくのが、あれですね。
シャヴァーラ×聖なる怒りのコンボ。
パラディンのアーキタイプ「聖なる怒りデッキ」に新カード・サスロヴァールを入れて、0マナのシャヴァーラを何回も使いまわそう、っていうコンセプト。
それをさっそく実演してみせてくれた動画が最高だったので紹介します。
こちら!
【新カード】新レジェンドま・じ・で・強え!相性◎!ホーリーラスパラディン!!【Hearthstone/ハースストーン】
所属チーム・What'sUpのヘンリーさんがYouTubeで公開しているハースストーン動画で、ラスパラにサスロヴァールを入れるデッキのプレイ感を見せてくれています。
20分弱の視聴しやすい動画で、試合は2ゲーム収録。クエストシャーマンと(おそらく)コントロールウォリアーとの対戦で、ヘンリーさんのラスパラがどちらも圧勝しました。
いままで僕はラスパラってプレイ難易度が高くて自分で使っても勝てないだろうな、という思い込みから食わず嫌いでいたのですが、動画を見て気が変わりました。
めっちゃ面白そう!!!!
とにかくシャヴァーラを気軽に複数体並べてズルできる動きが、見ていて本当に爽快。気分がよかったんです。動画みてて「最高っ!」って声に出しちゃうのってたまにしかありませんもんね。(たまにある)
あとあれね、ヘンリーさんてめっちゃ楽しそうにハースストーンをプレイするよね。
で
速攻でシャヴァーラをクラフトしちゃいました( ̄▽ ̄)b
実際に使ってみた
さっそく動画にならって僕も食わず嫌いだったラスパラを作ってみました。
■デッキコード
AAECAZ8FDPoB7QXPBvsM/fsC/PwCvYYDzocD/KMDlqwD/bYD59IDCZwCswPcA/YHp/cChPwC2f4Cz4YD7IYDAA==
ヘンリーさんのデッキから少し変更してまして、
「プリズムレンズ」1枚→OUT
「大祭司ジカール」→IN
してます。
ジカール入りのラスパラはいままで「ケンゴー」回復2倍効果くらいであまり強い動きではなかったのですが、サスロヴァールのおかげでシャヴァーラで雑に体力を回復しやすいデッキ構成になったため、ジカールが活躍する局面が増えたと考えたからです。(動画のコメント欄にも同様のアイデアがありました)
使ってみて分かったのは、やっぱり予想通りめちゃめちゃ難しいデッキだということです。かなりテクニックというか、プレイスキルが必要なデッキに見えます。除去を切るタイミング、攻めつ守りつシャヴァーラのコストを下げる意識も必要で、マリガンにもセンスが要求される複雑なデッキです。
せっかくなので、実際につかってみたプレイ感などを書いていきます。
基本マリガン
マストキープは「クリスタル学」と「ジカール」。
アグロ予想には「火霊術師」もキープ。後攻ならさらに心強い。
マッチによっては「サルノス」「初級エンジニア」を返してでもクリスタル学を探しに行きます。
長期戦を予想する場合、サスロヴァールをキープしちゃってもいいかも?というのがいま考えていること。ソーリサンを引いたときに確定で1コス下げられるので初期ハンドにサスロヴァールあったらキープもありかも、と。ほかの手札との相談で検討したいです。
サスロヴァールが宇宙
新カードのサスロヴァールがやばい。宇宙めいてる。ヘンリーさんも言っていますが、このデッキとの相性が良すぎなんですね。
特にサスロヴァールのおかげで、中盤~終盤にシャヴァーラを雑に使えるチャンスが増えているのが強いです。盤面形成、手札強化、フィニッシュプランへの貢献、体力回復まで、ぜんぶ一手でできてしまう。
具体的にはこういう感じ。
ラスパラのミラーマッチで、状況は終盤。
お互いデッキ切れ達成まであと少しというところで、13ターン目・後手番の僕が先にデッキを空にしました。
で、まずはシャヴァーラを出して。
続いてサスロヴァールを出す。
すると、空の盤面からこうなる。
聖なる盾持ちの7/5・急襲・生命奪取が2体
5/5悪魔が1体
手札にシャヴァーラ追加
デッキにもシャヴァーラ追加(=聖なる怒りリーサルの条件達成)
て。
なんやこれ!!!!
雑なのに、強い。雑だから、強い。すごい効果です。
返す14ターン目、相手もほとんど同じようなことをやってくるのですが、こちらを倒しきることはできず、僕のターンでコンボがきまってこのゲームは勝利できました。
しかもサスロヴァールのすごいところは、ラスパラのコンボを邪魔しないことです。
ポイントは、試合の途中で「ソーリサン皇帝」の効果でサスロヴァールか「悪意の銀行家」のコストを下げておくこと。これをやっておくと最終盤の詰めに多様な柔軟性が生まれます。
無駄にヒロパを撃たないように
あと、ミラーマッチのときに特に気を付けるべきこととして、不用意にミニオンを場に残しておかないようにする、というのは大切だなと思いました。銀行家や初級エンジニア、苦痛1/3みたいな、プレイの都合で残ってしまうのがしょうがないミニオンもいますが、たとえば用事もないのに1/1をヒロパから出すのは自殺行為です。
その小粒ミニオンめがけてシャヴァーラが飛んでくるわけで。7点回復されてしまうわけで。そのせいで体力が26以上になって、聖なる怒りのリーサル圏内から逃げ切られてしまうかもしれないからです。
銀行家を無駄出ししてもいい時、ダメな時
リーサルコンボに必要なコンボパーツ「悪意の銀行家」ですが、こいつは終盤まで手札に残しておきたいカードなので手札にだぶつきます。そのせいで手札があふれてしまう原因になりやすいです。
ところが、繰り返しやっているとわかるのですが、銀行家を2枚コンボにからめなくても勝てるときがあります。というか、だいたいそのほうが多いです。
なので、対戦相手が「聖なる怒りを1発で倒せるタイプ」か「聖なる怒りを2発撃たないと沈まないタイプか」をゲーム中に見極めることができれば、手札を溢れさせないために序・中盤で銀行家を空の盤面にポン出ししちゃうのはプレイングとして有効だと思いました。
ミラーマッチは「シャヴァーラのコストを下げたもん勝ち」
もういっこポイントとしては、ミラーマッチにおいてはカードを引き切ることと同じかそれ以上に、高コスト呪文を無駄に撃ってでもシャヴァーラのコストを下げておくことが勝利につながると感じました。
「縮小光線」や「聖別」をバリューを出さずに安く使っていきます。手札溢れを避けること、シャヴァーラのコストを下げることを同時に行うために必要だと判断したら、極端な話、空の盤面に撃ってもいいくらいだと思います。
相手が手札を引くことにばかりこだわっていた場合、最終盤においてシャヴァーラのコストが0になっていなかった、みたいなことがあるわけです。ミラーマッチの場合はそれでくっきりと勝敗が分かれるので、ドローばかりではなくシャヴァーラを安くする意識も忘れないようにしたいです。
まとめ
ラスパラ、やってみると奥がふかいですねー。
難しいので勝率はあまり安定しませんが、わりと雑にやっても勝てます。しっかりやっていけばレジェンドヒットも夢ではない、そんなポテンシャルをもったデッキだと思いました。
それでは、また。