ハースストーンと愛妻、あと好きなもの

3児の父・社会人ハースストーンファンの趣味と備忘録

ドラマ:シャーロック・第3話感想/面白がる男、ディーンフジオカ

スポンサーリンク
こんにちは、macomoです。
すっかりブログの更新をさぼってしまいましたが、お久しぶりのドラマ・シャーロック感想です。今回はもう時期を逸してるけど、いまさら第3話! 
 
ディーンフジオカVS地面師詐欺グループという、2話の予告の時点で僕としては「めっちゃ面白そう!」と期待のハードルを上げまくって見たのですが、余裕でしたね。ハードル超えてくる超えてくる。3話もやっぱり面白かったなあ。
 
ということで、ドラマ・シャーロックの第3話を観た感想を書きます。
 

脳がだんだん慣れてきたぞ

1話、2話でディーンフジオカの美しさやかっこよさにノックアウトされまくってきましたが、続く3話において、僕は自分のなかに変化が起きていることに気が付きました。

なんか、ディーンフジオカに慣れてきたぞ。
そうなんです。脳がディーンフジオカの美への耐性を獲得してきたみたいなんです。いままでは彼の美にばかり意識がいって、まず先に疑問が湧いていました。なんでこんなかっこいいの?こんな美形が地球に実在するの?あるくフィクションなの?みたいな。
そのせいで細かい演技プランや動作の意図を深く味わうことができなかったのですが、それが変わり始めました。だんだんディーンフジオカがディーンフジオカであることを受け入れられるようになってきたんです。(なにいってんだこいつ)
 
いままではディーンフジオカをどこか現実離れした超人だと思っていましたが、もう、なんか、それでいいな、と。もうディーンフジオカは、現実にいるんだってことを僕はいいかげん認めることにしました。

それなのに、ディーンフジオカはやっぱりかっこいい。ディーンフジオカ演じる獅子雄が、謎を面白がる姿を見ているだけで、なぜかたまらなくわくわくします。


面白がることって、かっこいい

ディーンフジオカのふるまいは、いったい何を表しているのか? 僕は考えました。彼は、面白がっている。誰しもが見逃すようなささいなことも、それが「謎」であるならば、彼にとっては面白いこと。
 
たいくつな人生でも、そこに楽しさを見出せるなら最強なんです。楽しいを自分で見つける人は強い。獅子雄がかもしだす強キャラ感とは、知識の豊富さ、気づきのセンスだけではなく、その「面白がるときの目の輝き」にあるのではないでしょうか。


推理は真似できないけど、面白がることはできる

このドラマを見ていて僕がいいなぁ、と思うところはそこです。浮世離れしたディーンフジオカに、不思議と共感できるのがいい。彼のたくみな推理をトレースすることは凡人の僕にはできないけど、同じように「面白い!」とニヤリとすることならできます。同じ気持ちになって、楽しいな、その謎を知りたいな、と思う、それが面白い。

それは日常においてもそうです。ドラマが終わって。あたりまえの日常になって。僕は獅子雄でもなく、ディーンフジオカでもない。でも、「面白くなってきた!」と、日々のなにげない生活に面白みを見出すことならできます。


ストーリーに変化が出始めた

ストーリーの変化もポイントでした。シャーロックの宿敵モリアーティを想起させる人名が出てきたのが印象的です。守屋(もりや)なる謎めいたキャラクターを、今後いつ出てきて、どんな役者さんが演じるのか楽しみです。ディーンフジオカのライバルを張る人物なので、誰がやったら面白いかなぁ~。キャスティングの人、めっちゃ頑張って!

あと、前2話まででほとんど推理と事件解決に貢献できなかった若宮くんが、ちょっとだけ精神科医としての職能を生かして獅子雄にプラスになる働きをしたのも心に残りました。
 
このドラマは、シリーズ全体を通してごくゆっくりと、レイヤーを重ねるように「若宮の役割」を開示していくということを狙っているのかもしれません。


まとめ

まあ、あいかわらず主演3人の男性俳優がえらいイチャイチャしていてやばいよね! 本当に言いたいのはこれですよ、これ。
ぶっちゃけ、解決編とか、推理の根拠とか、けっこうこじつけ感あるので真面目なミステリものとしてはその道の物語と比べると格落ちするかもしれないな、とは感じました。
 
でもでも、キャラクターの魅力で視聴者を楽しませようという狙いに関しては超一流のドラマだと思います。
 
謎とかそういうのはいいんだよ! っていう思い切りの良さ。要は、取捨選択が上手いんですね。なにを生かし、なにを捨てるか。ディーンフジオカをかっこよく見せよう、シャーロック原点の「語られざる物語」に焦点をあてようぜっていうコンセプトがはっきりしてて、柱がドーンと通ってる。だから、ブレない。

で、まあこれ書いている現在はもう5話まで放送しちゃってるので、急いで4話も5話も記事書きます!
 
それでは、またー!