ハースストーンと愛妻、あと好きなもの

3児の父・社会人ハースストーンファンの趣味と備忘録

ハースストーンのコーチングを受けた話/その1「コーチング前の悩み」

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こんにちは、macomoです。
今日はハースストーンの話をします。
 
先日、ハースストーンの無料コーチングを続けておられる有名プレイヤーたれべあさんの第61期受講者としてスカイプを使った通話レクチャーを受けました。その時の話をします。
 
たれべあさんのコーチングのなかで、僕は自分でもびっくりするくらい色んな気づきを得ました。そのどれもこれも、これからの自分のハースストーン生活にプラスになる上達のヒントばかりでした。あるいは、今の僕にいったい何が足りないのか?を言葉にして理解できるようにしていただいた、と感じています。
 
というか。たれべあさんのコーチングはすごい。マジですごい。発見と反省のオンパレード。ハースストーン強くなりたいと思っている人は本当にたれべあさんに教わってください。カードゲームは人から教わって強くなれることがこんなにもあるのかと驚くはずです。
 
コーチングの時間は約3時間。この3時間は僕のハースストーン観をかなり変えた衝撃の3時間でした。このことを忘れないために、ここにたれべあさんから受けたコーチングのことを、覚えているかぎり全部書きます。
 

たれべあさんとは?

 

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たれべあさん

Tarebear (@tarebear_) | Twitter

 
たれべあさんは北海道炉端の主催者で、ハースストーンのコーチング活動を続けている有名プレイヤーです。動画制作者でもあり、ライターでもあり、多岐にわたるゲームの上級者でもある、ゲームの秘密の多くを知る人物です。
 
彼のハースストーンのコーチングについては、
 

 

この漫画をご覧になるのが最もわかりやすいと思います。僕もこの漫画で知ったのがきっかけで、レジェンドを目指したいと思うようになりました。
 
僕はかれこれ150人目の生徒にあたるそうで、ハースストーン界にはたれべあさんを先生と仰ぐプレイヤーがほかに149人もいることになります。僕の所属するチームWhat'sUpでも、リーダーをはじめたれべあさんコーチングの受講生がおり、みんな「チャンスがあったらぜひコーチング受けたほうがいいよ!マジで強くなれる!」と言っていました。そしてそれは本当だったと感じます。
 
シェンロンと界王様を足してゼフリスの役もやってくれる「あんたのパワーアップの願い叶えてあげるよ」のレジェンドヒーロー、それがたれべあ先生です。
 

たれべあさんに願ったこと

たれべあさんとコーチングの事前打ち合わせをする中で、こう質問されました。
 
「上達の目標や、ふだんのプレイングでのお悩みはありますか?」
 
と。僕へのコーチングのための、課題のすりあわせです。これに対し僕は正直にいま抱えているプレイの悩みを打ち明けました。
 
「毎月ランク1か2まではいけるけど、レジェンドまで勝ちきれないのが悩みです」
 
それから、
 
「安定してレジェンドヒットできる上手い人と自分のプレイの違いを知りたいです」
 
ということをコーチングの成果として希望しました。
 
いま思うと、ちょっと漠然としたオーダーですね。でもたれべあさんは「いいですよ。そういうことなら教えられると思います。目標にやってみましょう」とおっしゃいました。
 

コーチング前の僕の気持ち

はっはっはー、いやあ、たれべあさんには悪いことしちゃったかもなぁ、コーチング当日になって「え、macomoさんめっちゃお上手じゃないですか! レジェ安定できますよ、彼らと遜色ないですよ、足りないのはあと運くらいなものじゃないですか、もう教えることなかったですね!」みたいな展開になっちゃうのかな、かな? ひゃー、言われてみたいなー、ふふふ、ふふふふふ……w
 
っていうのは冗談で。
 
でも、半分本気で。
 
僕の悩みとは、つまるところ自分で自分のプレイを反省できるところが見つけられないということだったんです。
 
 
自分では最大効率・最強手だけを打ってるつもり。なのになぜか勝てないことがある。こちらも相手も誰だって最強で最大効率の手を打ち合って殴りあい、より最強の手を多く早く正確に出せたほうが勝つにきまってる、なのに勝てない。レジェンドにあがれない。なぜ? 最強手だけ集めて並べて勝てない、相手も同じなのに勝ってくる、どうして、どこに違いがあるんだろう? 
 
僕のは最強と思い込んでるだけのミスプレイなのか、はたまた運が足りないのか、分からんぞ、いや一体なぜ、どうして、どう違うのか、安定組が知り僕が習得していないゲームの秘密はなんなんだ?ハースリプレイのプレミアム登録か?
 
もしそれを第三者の、上級者の視点から教えてもらえたら! その秘密、違いがもし分かったら、僕はいまよりもっと強くなれるかもしれない。ああ、知りたい!これはチャンスだ、たれべあさんに教えてもらおう!それなら教えられるよって言ってくださったし、楽しみだ!
 
当日までにランクを2まで上げておきました。「ランク2まで行けるけど、そこからレジェにいけないことに悩んでる」というのはウソじゃないよ、って!
 
そして約束の日、コーチング当日を迎えました。
 

プレイのクセを分析する

たれべあさんのコーチングは、このように進みました。
 
  • まずアドバイスなしで自分で1戦やってみる。
  • その戦いにたれべあさんがコメントをくれる。
  • 2戦目からは積極的なプレイアドバイスがつく。
  • 終わったらまたじっくり振り返る。
 
おおまかにいうと、これを繰り返します。
 
で、大切なのは最初の1戦。このなかで、たれべあさんは僕が手なりでやっているプレイのクセを見つけ、指摘してくれました。いわく、macomoさんのプレイは、
 
  1. 攻め側にいるとき、勝ちすぎの手を出したがる
  2. プレイに理由がなく、「ふんわり」している
 
という2つの問題点をあぶりだしてくれたのです。
 
これが僕の現時点での弱点です。
さて、たれべあさんはこの問題にどのような克服の道を示してくれるのでしょうか?
その方法はこういうことでした。
 
続きます。
 
ハースストーンのコーチングを受けた話/その2「最強の手が最善の手とは限らない」