ハースストーンと愛妻、あと好きなもの

3児の父・社会人ハースストーンファンの趣味と備忘録

ハースストーン/ランク5到達・維持のための全クラスかんたん攻略法

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今日はハースストーンのことを書きます。

 

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ハースストーンの良いところは、考えれば考えるだけ強くなれるところです。考えることで知識が増え、知識が増えれば勝てる手が分かるようになります。そう信じてプレイを続け、ハースストーン脱初心者のひとつの目安といわれる『ランク5到達』も、うれしいことにここ半年維持できました。

 

ランク5到達にはデッキの種類を知るのが近道

ランク5到達のために必要だった知識はそう多くなく、いまのランク戦環境にどんな種類のデッキがあるのかを知る、ということがとてもとても大事だったと思います。

 

そこで今回は、2019年10月現在のドラゴン年・探検同盟環境における、全てのクラスの大まかな流行デッキタイプと、それらと戦うために自分がなにを考えておけばいいかをまとめました。言い換えると、僕が自分でふだん考えていること、でもあります。ランク5以上を維持するために、とりあえずこういうことをなんとなく意識しておけば勝ち星を稼ぎやすくなるかもしれない情報を、全9クラス分書いていきます。

 

ただし細かい解説はあえて省いて、疑う余地をたっぷりと!

ただし、解説らしい解説はあえて書きません。

ランク5目標の初心者のためのワンポイントガイドなので、省きます。

これだけ意識しておけば、まったく無警戒な対戦相手に対してなぜか自然と有利がとれちゃうぞ、みたいな基本の基本を書きます。

どうしてそれが有効なのかをご自身で想像し、疑って、僕の考えなんかよりもっと先をいく考え方を探していってもらえれば、自然とランク5に近づいていけるのではないかと思います。ランク5到達を目標にしている人にとって、その冒険を後押しする手引きとなれば幸いです。

 

1.シャーマン

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敵としての特徴

シャーマンはいま強いです。いろんなデッキがありますが、基本はクエストシャーマンです。クエストを貼ってきたか、そうでないかで試合中にプランを柔軟に変えていく必要があります。もしよゆうがあれば、マリガンの時間のなかで相手の手札のいちばん左が交換されたかどうか見てみてください。交換されていたら、クエストシャーマン以外のなにかである、ということがわかります。それから、「おたけびを使ったあとのミニオンは、もう仕事が終わっているから脅威としては低く見なしてよい」という考え方も頭のすみにいれておきたいです。

デッキタイプ

クエストシャーマン(人気)

 ・不用意に自分のミニオンを4体以上並べない

 ・小粒ミニオンはあえて放置、なるべくまとめて倒す

 ・悪の手先ミニオンとそうでないミニオンなら悪の手先を優先して倒す

 

非クエストシャーマン

 ・マーロック型だったら毎ターン1体も残さないつもりで全部倒す

 ・多彩なミニオン型なら、相手の次のターンの使用可能マナを意識する

 

2.ハンター

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敵としての特徴

ハンターもいま強いです。ハイランダーデッキのコアである恐竜使いブランが鬼強いので、これを軸にしたハイランダー型を基本は意識します。秘策を見抜くのにはかなり慣れが必要ですが、初心者ほど「とりあえずネズミ罠」という傾向があると思っているので、まったく見抜く手がかりがないときはネズミ罠と思っておくのが無難です。それから秘策をケアするコツは、秘策を無力化するのではなく、秘策をいかに最小の被害でわざと踏むか、という意識だと思います。

デッキタイプ

ハイランダーハンター(人気)

 ・相手がミニオンをたくさん並べてきたら警戒。ゼフリスがなにかしてくる

 ・こちらは6ターン目に挑発ミニオンをポンと出そう

 ・コインは、ネズミ罠や感圧板を頭に置きながらつかう

 

メカハンター

 ・ゴブリン爆弾は放置せず、壊すことを怖がらないでどんどん倒す

 ・8ターンめまでに「猛毒」をどこから撃ちこまれても困らない状況をつくる 

 ・超電磁は沈黙に弱い

 

3.ウォーリアー

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敵としての特徴

これまた強いクラスです。超速攻から超遅延型まで、ひとつのクラスでいろんなデッキが組めるのが面白いところで、しかもどういうタイプでも強いです。戦い始めた時点では相手が速攻型か遅延型かすぐには分かりづらいのも特徴で、マリガンに悩むクラスです。あと、特筆すべきはハイランダー構築をシステム上から否定してくる「爆弾」という仕組みを駆使してくることです。ゼフリスをただのバニラミニオンカードと化してしまう、現環境唯一の強みがあります。

デッキタイプ

ハイランダーウォーリアー(人気)

 ・ゼフリスを使えるならできるだけ早め早めに使う

 ・ジリアックスですぐ殴らない、出したままにすることもある

 ・挑発で自分の命を守る

 

コントロールウォーリアー

 ・装甲を積ませない

 ・全体除去効果のある呪文を相手が何回使ったか数えておく

 ・9ターン目以降に勝ち目がなさそうと思ったら降参して次の試合にいってもいい

 

4.プリースト

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敵としての特徴

現環境の初期にいきなり頭角をあらわした、アメト搭載型のコンボプリーストがものすごく強いです。ただしこれは扱いに熟練度(プレイヤー自身のゲーム理解)がかなり必要なデッキで、自滅することも多く、低ランク帯においては真の脅威とはならないかもしれません。

デッキタイプ

コンボプリースト

 ・2ターン目から3ダメージを与えられるかどうか

 ・相手のミニオンを1体も場に残さない

 ・アメトを無事に着地させ、数回効果を発動させてしまったら降参してもいい 

 

クエストプリースト

 ・序盤はわざと敵本体に「1点だけ」ダメージを与えてみる

 ・復活をおそれずにミニオンを倒し続ける

 

5.ドルイド

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敵としての特徴

現環境におけるドルイドは、とりあえず見た瞬間にクエストドルイドと思っておいて間違いがないと思います。ごくごくまれに純トークンドルイドと遭遇することがありますが事故なので基本はないものと割り切っていいはず!

デッキタイプ

クエストドルイド(これしかいない!)

 ・4ターン目まではやりたい放題できるからどんどん攻める

 ・自分のミニオンの体力をすべて3以上にする

 ・体力8以上のミニオンがいるなら超心強い

 

※なお、クエストドルイド対策にはちょっと自信あります。記事にしました。

www.macomooo.com

 

6.ウォーロック

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敵としての特徴

安くて強いデッキが組めて、試合時間も短めですむことから低ランク帯ほどラダーで人気があがり、ランク5をめざすなかでは遭遇するのも多くなるのではないかと思います。基本的にはZOOが多く、ものすごくスピーディに攻めてくるのでそれに負けない工夫が必要です。

デッキタイプ

アグロウォーロック(通称・ズー。人気)

 ・相手とこちらのミニオンの数をよく数える

 ・悪の手先系ミニオンをていねいに倒す

 ・自分のミニオンの体力はすべて4以上にする

 

クエストウォーロック

 ・クエスト達成前に倒す

 ・相手と自分のミニオンの体力にいろんな数字があったら困る

 ・クエスト達成されても降参しない。相手が自滅することもあるから諦めず粘る

 

7.パラディン

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敵としての特徴

試合開始時点でもっとも正体が見破りにくい、デッキタイプが想像しづらい相手といえばパラディンです。現環境でしっかり通用する代表的なデッキタイプがいくつもあり、そのどれもが充分に強いくせに、どれかひとつのデッキタイプを想定してマリガンするとそれ以外のデッキタイプには不利になる、という傾向があります。マリガン時点ではある程度きめうちをして、最初にきたカードを都合よく活用するくらいの気持ちでいくと精神衛生的によろしいかと思います。

デッキタイプ

マーロックパラディン

 ・ゼフリス蟹で処理するのがベストとは限らない

 ・こまったら6ターン目にゼフリスを使ってみよう

 ・毒マーロックと突撃マーロック、それぞれ倒した数を数えておく

 

聖なる怒りパラディン

 ・積めるなら装甲を大切に積み上げる

 ・あえて相手本体の体力を減らしすぎず、一度に特大ダメージで倒せるなら狙う

 ・自分の体力が25になった遺書を書いておく

 

クエストパラディン

 ・蘇りミニオンとかいいからメカーノエッグのことだけ考える

 ・超電磁してない小粒のメカミニオンがいれば無理してでも倒す

 

8.ローグ

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敵としての特徴

前環境(悪党同盟)で鬼のような強さを誇り、運営による神の手の調整をうけて不遇のクラスになったのがローグです。同一ターンにカードを何枚も何枚も使って芸術的なコンビネーションを見せ、ゲームを華麗にデザインしていくクラスなので楽しいのは間違いありません。ただそれには相当なテクニックが必要なので、現環境でこのクラスで勝ち上がるにはしっかりした練習が必要になるはず。逆にいえば、敵にしたときに、低ランク帯においてはそんなに強い相手にはならないはずです。

デッキタイプ

クエストローグ・テンポローグ共通

 ・現環境不遇クラスその1。全体除去してこない

 ・不遇だと知らずに使っている人はきっとまだ練習中なのでがんばって倒す

 ・不遇を承知で使ってくる人は鬼強いのであきらめる

 ・5ターン目、悪の手先系ミニオンがいるなら全部倒す

 

9.メイジ

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敵としての特徴

前環境で死んだローグに対し、現環境になってから激しく評価を乱高下させたのがメイジです。一時期はどのクラスにも止められないくらい巨人のごとき強さを誇っていましたが、いまは初心者がひるむような超高価かつ高難易度の、扱いに慎重さを要するクラスになりました。敵にする場合は、全体除去がいつどこから放たれても後悔しないような戦い方が求められます。

デッキタイプ

クエストメイジ・ハイランダーメイジ共通

 ・現環境不遇クラスその2。うまい人は鬼うまく、そうでない人は自滅する

 ・場残りのいいミニオン(「蘇り」や「断末魔で召喚効果」)が超輝く

 ・山の巨人は親のかたきと思え。1ターンも見逃してはならぬ、即処理必須

 

 

まとめ

ランク5帯というのは、ランク5から1までのプレイヤーがしのぎを削る世界です。かれこれ半年ほどこの環境に身を置いて、いろいろ考えることがありました。ここは、ランク5にはじめてタッチした中級者から、月初の強制リセットによってレジェンドランク最上位から降りてきた神レベルの選手プレイヤーまで、いろいろごっちゃになって戦っていて、ざっくばらんにいえば超カオスです。グランドマスターズに出場していた有名選手とばったり遭遇することもあるかと思えば、ツイッターで見かけたことがあるハースストーンブロガーさんと戦うこともあるし、同じ時間に接続していたフレンドリストのなかのプレイヤーとマッチするなんてこともあります。上手い人もいれば、僕くらいの修行中な人もいっぱいいて、どんな戦いが起こるか予測もつかない面白い環境です。

 

ただ、うまい人もそうでない人も、共通しているのは「環境で強いといわれているデッキを使っている」ということです。奇妙奇天烈で世界中にだれひとり考えたことがないようなヘンテコデッキを使って勝負を挑んでくる人はごく少数。ほとんどは、そのクラスならこのデッキタイプを使うべし、という一種のテンプレレシピを武器にレジェンド到達とその先を目指して腕を磨いている、というのが僕が体験してきた実際のところでした。

 

なので、今回紹介したようなテンプレデッキの種類を把握し、そのどれかひとつを握ってみてください。そこからやることは、ランク5に行ってからやることと同じなんです。僕はこれからもランク5より上で遊び続けたいので練習を続けます。これを読んでランク5にたどり着いたプレイヤーと、ラダーでマッチングされるなんてことがあったら夢のようですね。

 

それでは、また。