ハースストーンと愛妻、あと好きなもの

3児の父・社会人ハースストーンファンの趣味と備忘録

僕の妻は運がめちゃめちゃ良い。強運の秘訣を聞いてみた。

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こんにちは、macomoです。
今日もハースストーンのことを書きます。
 
 
ハースストーンって、色々な局面で運が関わってきますよね。
デッキの中の引きたいカードを欲しい時に手札に引き込む運。
ランダムな攻撃が当たってほしい敵にピタリと当たる運。
獣の相棒からハファーが出てきて相手の残り体力をぴったり削りきる運。
欲しいと思ったレジェンドをわずか数パックで宣言通りに引き当てる運などです。
 
 
そうした運とハースストーンの関わりについて考えを思いをはせるとき、僕は運を味方につけることはできないだろうか?と考えてしまいます。運をコントロールしてみたい。運が良くなりたい。ランダム性をたくみに支配し、自分の都合のいい結果を引き寄せるテクニックを自分のものにしてみたい。運がいい人、ランダム性に振り回されない人には、いったいどんな秘密があるんだろう?
 
思うに、運がいい人は、念じる力が強いんじゃないかしら、と。今日はそんなお話をします。
 

妻のハースストーンの変わった楽しみ方

僕のまわりの運がいい人と言えば、何を隠そう、僕の妻です。
僕の妻は、運がいい。本当に本当に運がいい。いつも、感心しちゃうほど運がいいな、と思います。
 
先日のことです。妻はこんなことを言い出しました。
 
「今日、ブラン当てるわ。あと、翼の暴風ももう1枚欲しいんだよね」

 

そう宣言して、探検家バンドルを購入。
さっそく開封をはじめました。
そして。
 
 
「じゃん!これ見て」 
画像
 

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!?
 
本 当 に き た !
 
「あと、これ」
 

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そ っ ち も か い !!
 
「ハースストーンってこういうところが面白いよねー」なんて妻は言いますが、いやいやいや、特殊事例すぎて共感できないでしょ!
 
 
妻の言うハースストーンの楽しみというのは、「欲しいカードを当てる楽しみ」なのだそうです。
 
 
はて? 当てる楽しみ、とな? ハースストーンはいわゆる「ガチャ」要素があって、カードパック1個あたり5枚のカードが入っている「ガチャ」を引き、ランダム抽選でコレクションを増やしていく、というゲームですよね。
 
 
だから僕の認識だと、カードは「当てる」ではなく「当たる」。たまたまコレクションに加わるカードを、あらかじめ自分で決めるなんてことはできないので、当たる、だと思っていました。なのに妻は「当てる」と言う。うーん、聞き間違いかなー?
 
ところが、妻は何度聞いてもこう言います。「欲しいカードを当てる」と。
 
 
しかもこれ。
今回だけじゃないんですよ。
 

強運妻・ティリオン一本釣り事件(アラキア付き)

以前にも、
 
「あとティリオン・フォードリング? あれ1枚あれば作りたいデッキできるんだよ、だから10パックだけ剥くね。今日、ティリオン当てるから」
 
とか言ってですね。
 
いやいやいや、当たるわけないだろ。
 
てか「ティリオン当てる」ってなんやねん。当てるて。当てるなし。当てるんじゃなくて、当たるんだよ? 当てさせていただくんだよ? しつこいようだけどランダムだよ? どのカードくるかなんて決まってないし、レジェくるかどうかも決まってないし、なんなら確率けっこう低いんだよ? そんな簡単にほしいレジェが当たってたまるかってーの! こつこつ頑張って酒場に通ったり、闘技場で腕試しがてらリターンを得たり、毎月のラダー報酬で魔素を集めたりして、欲しいカードを大切に大切にクラフトして、あーなんか思ってたよりプレイング難しいな~、これクラフトしたら覇権とれるはずだったんだけどむしろ連敗なんですけど魔素返してほしいんですけどクラフト決断した自分を時間さかのぼって殴ってでも止めにいきたいんですけどーってなりながら無課金ストーンで一喜一憂したり、思いきって課金ストーンしたとしてもティリオンがそんな都合良くお迎えしたい日に来てくれ――
 
「見て!」
 

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ちょ!!!!!?
 
 
「ね?」
 
 
ね?じゃねええええええええ!!!
 
 
「当てたったわ」
 
 
ドヤ顔やめて!wwww
 
 
「あれ、なんかもう1枚来た」 
 

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待て待て待てーーーーい!!!!
 
 
妻、僕と同じゲームやってる?
 
10パックでティリオン宣言ガチャきめるのもヤバいけど、ついで感覚でアラキアまで当てるとか切実にやめて!
 
 

妻流・強運の秘訣 

このように、妻は運が良いです。運が良いというか、予言めいたことをします。僕はこれが気になって、妻に尋ねたことがあります。どうして当てられるの?と。彼女は答えてくれました。
 
「夫さん。念だよ、念」
 
だそうです。
 
念。念!?ね、念でござるか~!???
 
運が良くなるには、念じることが大切なのだとか。欲しいカードを頭に思い浮かべること。それが手元にくることを強くイメージすること。口に出したりもしてイメージを強めているうちに、欲しいカードが当たるかどうか、なんとなく分かるのだそうです。
 
言霊(ことだま)という考え方にも近いと言っていました。求める結果に対するイマジネーションが現実に影響することを、どれほど疑わないでいられるかどうか、なのだとか。
 
なんとも眉唾な話ですが、妻は本当に運良くこういうことを実現してみせるので、オカルト話と切って捨てるわけにもいかない気がしています。
 
で、ここからやっとちょっと真面目な話。意外とハースストーンの強さにも、この「念」なるものが無関係ではないのかもしれない、と思ったりもします。欲しいタイミングにピタリと都合の良いカードを引くトップデックの精度も、案外こういうイマジネーションの力に左右されるとかされないとか。
 
 

念力ストーン 

上手い人の配信を見ているとしばしば「ここであのカード引く。引いて勝つ」というお祈りを口にしてから、見事にご都合リーサルを決めて勝つ場合に出くわすこともあります。
 
上手い人たちが、if(もしもこうだったら)と仮定するのではなく、確定未来を想像して念じていることに僕は驚かされます。そういう時、なんでこのプレイヤーはこの局面で諦めてないんだろう? どういう未来が見えてるんだろう? 不思議でたまりません。
 
追い詰められている状況を打開するためには、ごくごく低確率の超ご都合展開がなければならない。この盤面にないもの。手札にないもの。デッキの中にすらないもの。状況を覆す回答を瞬時に想像して、都合良く発見してくることに賭ける。か細いわずかな可能性。ランダム性がもたらす冗談みたいなラッキーパンチ。
 
たとえば。
いま、怒りの災厄を発見して敵だけきれいに全処理する。
いま、進化手先で相手の1コストミニオンを終末予言者に変身させてしまう。
いま、ヨグサロンパズルボックスからタイム!を放って延命し、ヘルス1から互角以上の盤面に持ち直す。
とかとか。
 
少年漫画の大逆転シーンみたいな勝利は、いつだって自分に残されている。主人公になるには、自分を信じる強い心、ご都合展開を思い描けるたしかな知識、一見バカバカしいくらいの豊かなイマジネーションがぜんぶ必要なのかもしれません。
 

ニュアンスの違い、運の差

「引ければ勝てる」ではなく「引いて勝つ」という感覚でしょうか。妻風に言えば「当たる」ではなく「当てる」。このニュアンスの微妙な違いに宿る自信の有無に、運の良し悪しが影響しているのかもしれません。こういうのはなかなか練習でどうにかできるものではない気がしますが、思い出せる時には妻みたいな念力勝負を仕掛けてみたいと思います。
 

まとめ

今日はハースストーンのことを書きながら、僕の妻の話になり、妻の話かと思いきやご都合リーサルを信じる念の強さもまたハースストーンの上手さのひとつかもね、みたいな着地をしました。
 
いろいろ書いたのですが、結局はなにが言いたいかというと僕の妻は幸運の持ち主で、そんな彼女を人生のパートナーにしている僕もまた、かなり幸運に恵まれているのかもしれないなぁ、みたいなことでした。(唐突なクソのろけオチ)
 
それでは、また。